Kanagawa Shonan

第2780地区 かながわ湘南ロータリークラブは、新世代プログラムのOB・OGを中心に作られた、日本初の学友クラブです


2024-25年度 会長テーマ 「一灯になろう」   Be a Beacon

「一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うるなかれ。ただ一灯を頼め。」 江戸時代の儒学者・佐藤一斉の言葉です。なんとしてもアメリカに留学したかった20代の私にとって、ロータリーはまさに「暗夜の一灯」でした。留学でお世話になったカウンセラーのスキナーさんとの交流を通して学んだロータリーの精神は、それ以降、私の人生を導く一灯となりました。

かながわ湘南ロータリークラブは、ロータリーの3つの新世代プログラム(研究グループ交換・国際親善奨学金・青少年交換)のOB/OG、23名を創立会員として2004年12月15日に国際ロータリーから承認されました。新世代をロータリーへと導く灯台となるべく、クラブバナーには、灯台とそれが放つ光が描かれています。当クラブを皮切りに、大阪ネクストRC、中部名古屋みらいRC、福島グローバルRCなど、多くの新世代クラブが日本各地に誕生しましたが、創立20年を前に、我々は若い会員の増強に苦戦しています。

2024-25年度アーチックRI会長のテーマは、The Magic of Rotary です。ロータリーがもたらすマジックのように素晴らしい恩恵を誰よりも知る学友でスタートした当クラブであるからこそ、その光を絶やすことなく、若い世代へと引き継いでいかねばなりません。ロータリーの光はまた、世界で貧困や飢餓、戦禍などに打ちひしがれた人々にとっての、希望の光でなければなりません。そこで、今年度の会長テーマは、「一灯になろう」 (英語は頭韻を踏んで Be a Beacon.) としました
2024-25 年度 クラブ会長
高木直之

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かながわ湘南ロータリークラブの会員数は、2020年7月1日現在25、そのうち14名が女性会員です。作曲家から最先端の光通信研究者までさまざまな職業を持つ会員が集い、異業種間の交流を楽しみながら、無理のない奉仕活動を楽しんでいます。

クラブのもう1つの特徴は、その国際性。会員の多くがGSE・財団奨学金・青少年交換プログラムを通じた海外経験から外国語にも堪能です。自らを育ててくれたロータリーのプログラムに、今度はロータリアンとして参加、「求められる奉仕を求める人に海を越えて届ける」国際奉仕に、数多く取り組んできました。

2007年4月小沢RI理事エレクト(当時)のお計らいで、ボイドRI会長を例会にお招きし学友クラブの可能性をアピールできたことは、会員一同が誇りとするところです。その後の規定審議会で、会員身分に財団学友が加わり、以後、大阪ネクスト、中部名古屋みらい、福島グローバル、東京米山友愛、東京米山ロータリーEクラブ2750、さいたま大空などの学友やロータリー家族を中心とするロータリークラブが設立されました。「できることから始めれば誰かがきっとついてくる」、私たちのクラブソングの一節です。これからもかながわ湘南RCは、日本そして世界の学友クラブと「手に手つないで」活動を続けて行きたいと願っています。

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クラブ名称かながわ湘南ロータリークラブ(国際ロータリー第2780 地区)
事務所所在地/郵送先住所及び連絡先(幹事宅)〒252-0802 神奈川県藤沢市高倉 2461-2
TEL:090-3438-6678
E-mail: eyukiodaka1@gmail.com
会員数20名(女性会員:12名、男性会員:8名)
名誉会員 伊藤綾子
設立総会2004年11月17日
創立年月日2004年12月15日 (国際ロータリー加盟 No.2334)
例会日時例会予定表参照 (変更する場合あり)
例会場第一相澤ビル 〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢 22-7-501
スポンサークラブ横須賀ロータリークラブ
特別代表 小沢 一彦 (RI元理事、元財団管理委員、ロータリー米山記念奨学会理事長)
拡大補佐 小佐野圭三、鈴木康仁
創立時RI会長  Glenn E. Estess
創立時ガバナー 松宮剛(RI元理事)
クラブ協議会年2回開催予定
クラブ総会毎年度12月開催
ビジター費なし
入会金/年会費10,000円/80,000円
財団寄付アーチクランフ・ソサエティ 伊藤綾子(名誉会員)
ポールハリス・ソサエティ 原千草、柚木裕子
メジャードナー 高木直之、柚木裕子、原千草、(伊藤綾子)
マルチプルフェロー 高木直之、柚木裕子、原千草、森勝美、盛岡敏夫、(伊藤綾子)、奥和子、徳永洋明、小鷹英由紀、下里由香、小尾優美子、金井玲子
ポールハリスフェロー 高木直之、柚木裕子、森勝美、原千草、盛岡敏夫、(伊藤綾子)、徳永洋明、小鷹英由紀、下里由香、真間伸一、柳元幸子、鈴木裕一、中力えり、奥和子、金井玲子、鈴木俊介、望月望
べネファクター 高木直之、原千草、柚木裕子、小鷹英由紀、森勝美、金井玲子、(伊藤綾子)、奥和子
米山寄付米山功労者 高木直之、原千草、柚木裕子、(伊藤綾子)、奥和子、小尾優美子

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財団奨学金・GSEの学友会とローテックスの活動
国際ロータリー第2780地区は、財団奨学金・GSE・青少年交換という3つの新世代プログラムに積極的に取組んでいます。これらのプログラム参加者は、プログラム終了後も学友会やローテックスを通じて、後に続く奨学生・団員・交換学生のサポートを行ったり、地区大会のシンポジウムに参加するなどして、ロータリーとの縁が切れることなく続いていました。クラブ創立当時、80年代から90年代にかけてプログラムに参加したOB・OGの多くが40代にさしかかり、奉仕活動に携わる余裕が生まれていなければ、新クラブ設立も掛け声倒れに終わっていたことでしょう。

100周年記念事業
このような状況の中、ロータリー100周年を祝う記念事業の一つとして、新世代プログラム参加者からなる新しいクラブを作ることが地区大会で決議されました。当時RI会員組織コーディネーターだった小沢一彦パスト・ガバナー(2007-09年度RI理事)が特別代表を勤め、3つの新世代プログラムのOB・OGを幾度となく集めては、熱心にクラブ設立を働きかけ、ついに23名の創立会員が集まりました。そのうち12名が女性、GSEから9名、元財団奨学生が11名、元青少年交換学生3名、平均年齢は38歳でした。

クラブ誕生
設立当時、会員候補者に社長・会長・医師・弁護士は一人もいませんでした。特に20代の若い候補者には、事務局からも難色が示されました。2007年の規定審議会で、会員身分に「財団学友」が加えられる以前のことで、あるパスト理事の言葉を借りれば、まさに「超法規的」クラブでした。しかし老齢化と会員減少が続く日本のロータリーに一石を投じ、若い世代の職業人にも参加できるロータリークラブを作る必要性を誰よりも強く感じていた小沢特別代表は、当時のグレン・エステスRI会長に直訴し、RIの承認をとりつけます。かくして2004年12月15日、かながわ湘南ロータリークラブは国際ロータリーから認証され、決議23-34を連想させる、日本で2334番目のロータリークラブとして歩み始めたのです。

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認証状伝達式2005年2月6日、田中作次RI理事・松宮剛ガバナー・地区歴代パストガバナーを始め多くの先輩ロータリアンのご列席を賜り、かながわ湘南RCの認証状伝達式が行われました。創立会長はこのクラブを「普通のサラリーマンにロータリーが務まるかどうかの実験」と位置づけ、100年後には同じようなクラブが日本に数多くできることを願いつつ、ロータリーのプログラムを通して学んだ奉仕の理想と行動力を頼みに、超我の奉仕にまい進する決意を語りました。

クラブソングクラブバナーのお披露目に続き、創立会長作詞・芸大作曲科出身の徳永会員作曲のクラブソング「Centennial Oath 奉仕の誓い」を、クラブの歌姫・柳元会員のリードにあわせ会員全員で合唱。財団学友でピアニストの可児亜理さんには、革命的クラブの船出を祝って、ショパンのレボリューショナリーを弾いていたただきました。このときの様子は、財団学友向け広報誌 Reconnections に掲載され、それを読んだ財団学友の大先輩、藤田会員の入会につながりました。縁とは不思議なものです。

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ボイド会長訪問!-12007年4月6日、国際ロータリー会長ビル・ボイドご夫妻が、かながわ湘南RCの例会を訪問されました。フィリピンの学友クラブとのマッチンググラントプロジェクトなど、クラブの奉仕活動についての説明を受けた後、ボイド会長はスピーチで、「日本のロータリー風土の中で若い世代をロータリーへといざなうには、このようなクラブを作ることが一番」と、当クラブの特別代表・小沢RI理事エレクトの先見の明を讃え、新会員の入会式では、自らのロータリーピンを新会員の胸に!

ボイド会長訪問!-2会長はまた、クラブソングの作曲者でGSEの団長としてブラジル行きを控えた徳永会員と団員を激励、フランスで研究中の福田会員とのスカイプ通話では、「ワインがおいしくて研究どころではないだろ?」 望月会長から、この日のために作ったクラブソングの英語バージョンの楽譜を受け取ると、会員と声を合わせて歌ってくださいました。終始笑顔を絶やさぬご会長ご夫妻の暖かくきさくなお人柄に、会員一同すっかり魅了されたRI会長訪問でした。

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