Kanagawa Shonan

第2780地区 かながわ湘南ロータリークラブは、新世代プログラムのOB・OGを中心に作られた、日本初の学友クラブです


ロータリーは、世界に120万の会員を持つ世界最大規模の奉仕団体です。世界の200を超える国と地域に、33000を越えるロータリークラブが存在し、ロータリアンと呼ばれる会員は、Service above Self. 「超我の奉仕」をモットーに、平和で住みよい世界の実現を目指してさまざまな奉仕活動に取り組み、人類に貢献しています。

ロータリーの創始者であるポール・ハリスは、Rotary is a way of life. 「ロータリーとはひとつの生き方である」と言いました。それはどんな生き方なのでしょう。

それは、正直な生き方、そして人のために役立つことを喜びとする生き方です。「当たり前のことを何をいまさら」、と思うかもしれませんが、しかし正直に生きることだけをとってもそう簡単でないことは、毎日のニュースを見ていれば想像に難くありません。誰にも人の役に立ちたいという気持ちはあるでしょうが、実際に行動に移すのは難しく、また一人の人間にできることには限りがあります。

そこで仲間と集って互いを高めあいながら、力をあわせて奉仕するクラブ、それがロータリークラブです。心の底から信頼・尊敬できる仲間といっしょに、自分以外の誰かのために役立ちたいとお考えなら、ロータリーという生き方を選んでみませんか?

▲ページTopへ

ロータリーは1905年、不況にあえぐアメリカ・シカゴで生まれました。

世相が荒れ人心がすさび、職業倫理が地に落ちていく中、当時若干36歳の弁護士、ポール・ハリスは、信頼できる仲間と手を結び職業倫理を維持して互いのビジネスを守る必要性を感じ、3人の友人をさそって持ちまわりで会合を開くことにしました。ロータリーの名前は、この「持ち回り」から来ています。

彼が創始したシカゴロータリークラブは、互いのビジネスの利益を追求するだけではなく、その利益を社会に還元するべく奉仕活動を開始、以後職業倫理と奉仕活動が、ロータリーのいわば車の両輪となりました。

以後1世紀以上が経ち、たった4人で始まったロータリーは世界で200以上の国と地域へ広がり、現在では120万を超えるロータリアン(ロータリークラブのメンバー)がいますが、職業倫理の維持と奉仕がロータリーの活動の柱であることに変わりはありません。

では何故ロータリーは世界中に広まったのでしょう?最大の理由は、誰にでも人の役に立ちたいという気持ちがあるから、そしてもうひとつの理由は、職業が異なる人々とのクラブでの親睦が理屈抜きに楽しいからでしょう。ロータリー活動と宗教・政治を切り離したことも賢明でした。今でもロータリーの例会では、宗教と政治はタブーです。

▲ページTopへ

ロータリーの奉仕活動は大きく以下の4つに分けられます。
  • クラブ奉仕: クラブの運営を通じてロータリーの目的を推進する
  • 社会奉仕: 地域社会に貢献する
  • 職業奉仕: 職業を通じて社会に貢献する
  • 国際奉仕: 国際親善を含む世界規模の奉仕活動を行う
クラブ奉仕は、クラブの円滑な運営を可能にし、会員相互の親睦を図るものです。いかなる組織もその構成員の間に十分な情報共有と信頼関係がなければ立ち行きません。クラブ奉仕はまさにあらゆるロータリー活動の基盤を築く奉仕活動です。

各クラブのメンバーは、地域社会と密接に連絡をとり、様々な社会奉仕活動を行います。様々な職業分野で指導的立場にあるロータリアンがいればこそ、効果的な地域奉仕活動が可能になります。

どのような正業に就いていようと、それは社会の重要な一部を占めており、その職業と真摯に向き合い、その職業全体のレベルを引き上げるよう努力することは、重要な奉仕活動です。若い音楽家に演奏の機会を提供したり、自らの職業で培った専門知識を生かして後進の指導のためのプログラムを運営することなどは、重要な職業奉仕と考えられます。

ロータリーの国際的連携を生かした国際奉仕は、まさにロータリーならではの奉仕活動と言えるでしょう。ロータリークラブの連合体である国際ロータリーを通じ、クラブは様々な奉仕プログラムを展開できます。たとえば異なる国の複数のロータリークラブが協力して行う奉仕プロジェクトに与えられるマッチング・グラントは、途上国と先進国の間のギャップを埋めるのに、大切な役割を果たしています。

▲ページTopへ

ロータリークラブの連合体である国際ロータリーを通じ、クラブは様々な活動プログラムに関わります。若い世代に長期に渡る異文化交流の機会を提供し、国際理解を深めることを目的とした新世代プログラムには、以下のようなものがあります。
  • 青少年交換: 高校生に外国での就学の機会を与える
  • 財団奨学金: 3年生以上の大学生及び大学院生を海外の教育機関に国際親善大使として派遣する
  • 研究グループ交換: すでに職業に就いている成人を職業研修の目的で海外に派遣する
この3つのプログラムは、これまで多くの日本人を海外に送り出し、また日本のクラブも多くの外国人を受け入れてきました。プログラムに参加した人々の人生を大きく変えることはもとより、関わった多くのロータリアンに国際交流の機会を提供してきました。 

青少年交換学生は若くして外国に行き、ロータリアンの家庭にホームステイして暮らし、体当たりで異文化に溶け込みます。しばしば「子供が国を出て大人になって戻ってきた」と言われることがありますが、異文化理解や国際交流の重要性・文化的価値の多様性を理屈抜きで体得した若者は、これからの世界を平和なものにするために不可欠な人材です。

財団奨学生の多くは日本ではかなわぬ知識や技能の習得を国外の教育機関に求め旅立ちます。声楽やピアノ、人文科学から自然科学まで様々な分野での勉学に励むかたわら、ロータリーの国際親善大使として自国の文化を留学先の国に広め、また帰国後は海外での体験をロータリアンや一般の人々と分かちあいます。

研究グループ交換(GSE: Group Study Exchange) は、ロータリアン1名と一般成人4名からなる研究グループを、ロータリークラブの地域連合体に相当する地区単位で交換するプログラムです。それぞれの参加者の職業上の興味に応じた見学・研修を通じて視野を広げ、国際親善に努めます。

どのプログラムの参加者にとっても、ロータリーのバックアップは、非常に大きな意味を持っています。それぞれの地域社会で指導的立場に立っているロータリアンがいればこそ、通り一遍の観光客ではとても見られないものを見、行かれない場所を訪れることができます。またロータリアンは自国にいながらにして大きな国際交流の機会を得、見聞を広めることができるのです。

このように多種多様のボランティア活動の機会を提供してくれるロータリーは奉仕活動への最良の道案内と言えるのです。

▲ページTopへ

かながわ湘南ロータリークラブは、若い職業人にロータリーというすばらしい生き方を紹介するため、奉仕の心と少しの余裕があれば誰でも入会できるように作られたクラブです。

私たちが一番大切にしているのは、奉仕の心と行動力です。

もしもあなたに例会の最低50%に出席する時間的余裕と、7万円の年会費を支払う経済的余裕があり、様々な奉仕活動に直接参加して、世の中に貢献したいとお考えなら、かながわ湘南ロータリークラブは、喜んであなたをお迎えします。

おそらく入会をためらう最大の要因は、例会出席でしょう。しかしロータリーにはメイクアップという制度があり、ロータリアンであるなら日本ばかりか世界中どこのロータリークラブの例会にもビジターとして参加でき、自分のクラブ(ホームクラブ)での欠席を埋め合わせることができます。このメイクアップはまた、人脈を広げるよい機会です。

当クラブではまた、時間的・地理的要因から、物理的に例会場に足を運べない場合、スカイプを利用して例会に参加することも可能です。

かながわ湘南ロータリークラブの会員の多くは、たしかにロータリーの新世代プログラムの出身者ですが、クラブは一般の市民に開かれた存在で、入会まではロータリーのロの字も知らなかった会員もいます。奉仕の心をロータリーを通して形にしたいと思われる方なら、誰でも歓迎です。

当クラブに入会すれば、次のようなすばらしい経験が待っています。
  1. 信頼と尊敬の絆で結ばれた仲間ができます。
    これがいわゆるロータリーの友情で、ともに奉仕活動に汗を流すことから生まれます。
  2. 例会の卓話(スピーチ)で、面白い話が聞け、見聞が広がります。
    音楽・オペラ・光通信・医療保健から幹細胞まで、異業種の集まりならでは。
  3. クラブ会員以外の、多くのロータリアンと知り合いになれます。
    ロータリーに入ると様々な職業を持った人生の先輩と交流でき、大変勉強になります。
  4. 世界に120万人の、同じ志をもった友達ができます。
    海外出張が多い方は、現地で例会に出席するという楽しみができます。
  5. 数多くの国際奉仕プログラムを通じ、世界中の人と知り合いになれます。
    GSEや青少年交換を通じ、日本にいながらにして国際交流ができます。
  6. 奉仕活動やロータリーアンとの交流を通じ、時に大きな感動を味わえます。
    この喜びを知ってしまったら、もうロータリーはやめられません。
  7. ロータリーという人類の連帯を通して、人類に貢献できます。
    次世代に、よりよい世界を残したいと思いませんか?
かながわ湘南ロータリークラブの自慢は、手作りの楽しい例会です。
まずは例会に足を運び、会員と顔を合わせることから始めてみてください。

▲ページTopへ

(c)2011 Kanagawa Shonan Rotary Club All Rights Reserved.